■学生が通う学習塾、学校の近くが成功のカギ
学習塾の開校場所は目立つ場所を見抜くことが成功のカギです。
学習塾に来て欲しいターゲットは生徒たちです。
生徒たちの目に付きやすい場所、かつ、生徒の親たちの目に付きやすい場所で一番適しているのが「学校近く」です。
生徒達の通学路であったり、駅前、学校の帰りに寄りやすい場所など、通ってもらいやすい場所に学習塾を作れば、必ず集客が望めるはずです。
さらに、最初に通っていた生徒の口コミなどで徐々に顧客を獲得することも期待できます。
いうまでもなく、学習塾は学校に通う生徒が集まる場所なので、生徒の動きがポイントとなります。
ただ、学習塾を開校するにあたり、どういった層の生徒を対象にするかを絞り込まなくてはなりません。
小学生なのか、中学生なのか、高校生なのか、それとも全ての就学生なのか。
例えば、ターゲットを中学生に絞るのであれば、中学校の近くに開校できれば優位です。
ターゲットを明確にすることで、より最適な立地を見出すことができます。
学校の近くであれば親御さんも安心してお子さんを通わせることができますし、生徒も通いやすいです。
ただ、一つ注意したい事があります。
それは駐車場です。
学校近くであっても、駐車場がないととても不自由で支障をきたします。
授業が夜遅くまで及ぶ際は、親御さんが車で迎えに来ることが多いです。
駐車スペースが少ない場合、路上に駐車しなくてはならないのでとても危険です。
駐車スペースが確保できない場合は、せめて近隣にコインパーキングがあるテナントを探しましょう。
また、塾を開校したからといってすぐに経営が安定するとは限りません。
そのため、家賃や維持費などが安いテナントを選ぶことをおすすめします。
生徒の数がある程度増えたとしても、経費などランニングコストの負担が大きければ大きいほど収益が伸びません。
立地ばかりを気にして、家賃や経費を考えずにテナントを決めてしまうと後々大変な思いをするかもしれません。
利便性が高い立地で、しかも、家賃が安い物件を探すのは中々大変かもしれませんが、焦らずじっくりとテナント選びをすることが大切です。
■路上駐車が多い京都での駐車スペースは重要
京都は路上駐車が非常に多い事で知られています。
なぜなら、京都のお店に駐車場がないことが多いからです。
京都市内のお店は特に駐車場を併設するほどの敷地がありません。
路上駐車が多いと通行の妨げになりますし、もしかしたら事故に繋がるかもしれません。
そのため、京都で学習塾を開校するのに駐車スペースはとても重要です。
学習塾へ生徒が通うにあたり、車で送迎される親御さんも結構いらっしゃいます。
車の乗り降りに必要なのが駐車スペースです。
仮に路上駐車で生徒が車に乗り降りするとなると危険性が高まります。
また、授業が終わるのが少し遅くなった時に、親御さんが待っている駐車スペースも必要でしょう。
前面道路が広い場合は有利ですが、そうでない場合は、せめて車が転回できる空間が必要だと思われます。
それが難しい場合は、コインパーキングが近くにあるテナントや、駅などに隣接していて地区の駐車場が近くにあるテナントなどが好ましいでしょう。
兎にも角にも、学習塾を開校するためのテナントを探す場合のポイントは、駐車スペースがあるかどうかを重視した方が良さそうです。
■まとめ
近年数多くの学習塾が開校されています。
大手フランチャイズの学習塾から個人の学習塾までさまざまな学習塾が展開されています。
とにかく、開業したばかりの学習塾に生徒を集めるためには、生徒が学校帰りに通いやすい学校の近くがベストです。
小学生や中学生なら学校から徒歩圏内、高校生なら学校から近い駅周辺が集客が望めるでしょう。
学校からあまりにも遠い場所だと、親御さんが車で送り迎えをすることが必須になってしますので面倒だと思われることもあります。
ただ、どんなに学校から近くても親御さんが車で送り迎えするケースも多々ありますので、塾の近くに広い駐車スペースを設けておく事も必要です。
「集客が望める立地」「駐車スペースを設ける」この二つのポイントを念頭に置いて塾の開校を成功させましょう。